家族★ 家族家族の話を書いたとき、母親しか登場していないことに お気づきの方もいらしゃると思いますが、私はすでに 父を亡くしています。 2005年夏、私より長生きしそうな母が入院しました。 ちょっと血管がつまったため、数日間の検査入院です。 結果次第によってはワーホリなんて行っている場合では ないと思いましたが、幸い検査結果は良好で母はすぐに 退院しました。 (これなら行けそう) そう思った矢先、二歳年上の姉が結婚することになりました。 今まで、私がオーストラリアに行っても家には姉がいるので 安心していたのですが、この安心は、やや電撃ぎみだった 姉の結婚によって崩れました。 と、思いきや、姉がご懐妊。 出産予定は私の出発よりも早い5月。これなら、孫の誕生に 母が気をとられている間にスーッと旅立ってしまおうと 企みました。 自分でもかなり往生際が悪いなぁと思います。 この頃になると、母とは普通に日常会話会話をするように なりましたが、ふとした拍子に怒りのスイッチがONになる なしく、いきなり怒鳴り散らしたり、泣いたり・・・。 私は、私が原因なのはわかっていても、その気性の激しさに ほとほと疲れていました。 そして一番身近な存在であるべき母親とのリレーションシップが 図れない私は、社会生活に向いていないのかと、自分自身に 自身が持てなくなっていったのです。 もどる/つづく ジャンル別一覧
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